:::: 4D pocket groove designer ::::


●概要
・これは、打ち込みで作ったドラムの発音タイミングを前後させる道具です。
　発音タイミングはMIDI信号の音程とベロシティの設定値に応じて変動し、
　- バスドラムは強くなる時だけ早く発音する
　- ハイハットは弱くなる時だけ遅く発音する
　- スネアは常に少し遅く発音する
　などの表現をまとめて実現することが出来ます。

・MIDIトラックを手動で微調整することなくグルーヴが調整可能
・スウィング値の変更などでクオンタイズをしても、
　4D pocket groove designer 側でズレ・ランダマイズをキープできる
・シーケンサー上の発音位置を動かさずに機能するため、
　拍の頭の音がその拍の少し手前で発音されるようなドラムトラックの編集が容易になる

・Mac版は動作確認が出来ていないため、運が良ければ使えるという状況です。

●使用方法
【0】
これはMIDI信号を加工して別の音源に渡す「仲介役」なので、単体で音を出すことはできません。
【1】
4D pocket groove designer のMIDI出力 を、
使用したい音源のMIDI入力として接続してください。
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MIDI > [4D] > input > [drums] > ♪♪♪
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【2】
2-A
使用したい音源のトラックでリズムやメロディを打ち込んだMIDIリージョンを、
4D pocket groove designer のトラックに移動させてください。
2-B
グルーヴ調整を可能にするために発音を1拍遅らせる仕様があるため、
4D pocket groove designer のトラックでは、
MIDIリージョンを「元の位置よりも1拍前」に置く必要があります。
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□ = 無音, ■ = MIDIリージョン

(before)
[track1: drums] □□□□■■■■
[track2: 4Dpgd] □□□□□□□□

↓2-A, 2-B の操作を行う

(after)
[track1: drums] □□□□□□□□
[track2: 4Dpgd] □□□■■■■□
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※DAWによっては別の方法での対応が必要かもしれません。
【3】
DAWで再生を開始すると、
画面上で入力されているタイミング+1拍+設定した値で音が出ます。



●設定
【画面上部のボタン】
・+ : octave up
・- : octave down
　画面上に表示する音域を移動します。
・%: velocity scale
　使用するDAWで設定可能なベロシティの最大値に合わせます。
　例えばstudio oneの場合はベロシティが1~100%の指定なので、
　velocity scaleは「100」を選択します。
・C1: C1 mode
　全ての音程で同じ設定値を使用したい場合にONにします。
　ONにすると、すべての音階のMIDI信号に対して、
　C1に設定した値を適用したタイミング計算を行います。
・save/load
　現在の設定をプリセットとして保存・読み込みします。

【音程ごとに個別設定する値】
・HV : high velocity 
　「高いベロシティ」を定義する値。
　MIDI信号のベロシティがHVに近づくほど、HDで指定した発音タイミングに近づきます。
　MIDI信号のベロシティがHV以上になると、「発音タイミング=HDで指定したタイミング」で固定になります。
・HD: high delay time
　±150ミリ秒までの範囲で、発音タイミングの遅延⇔先行の値を指定できます。
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・CV: center velocity
　「中央ベロシティ」を定義する値。
　MIDI信号のベロシティがCVに近づくほど、CDで指定した発音タイミングに近づきます。
・CD: center delay time
　±150ミリ秒までの範囲で、発音タイミングの遅延⇔先行の値を指定できます。
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・LV: low velocity
　「低いベロシティ」を定義する値。
　MIDI信号のベロシティがLVに近づくほど、LDで指定した発音タイミングに近づきます。
　MIDI信号のベロシティがLV以下になると、「発音タイミング=LDで指定したタイミング」で固定になります。
・LD: low delay time
　±150ミリ秒までの範囲で、発音タイミングの遅延⇔先行の値を指定できます。
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・max: randomize max ms
　±150ミリ秒までの範囲で、発音タイミングに誤差を加えるランダム値の上限を指定できます。
　minより大きい値を指定する必要があります。
・min: randomize min ms
　±150ミリ秒までの範囲で、発音タイミングに誤差を加えるランダム値の下限を指定できます。
　maxより小さい値を指定する必要があります。
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・GAIN: delay gain
　以上の設定により最終的に決定した発音タイミングを、0~300%の倍率で変動させます。


●仕様
【音階名について】
・本プラグインの音階表示は、「DAWの最低音がC-2」であることを前提としています。
・もし使用するDAWの最低音が「C-1」だった場合は表示が1オクターブずれてしまうので、
　DAW上では「C1」の音程について設定をしたい場合、
　4D pocket groobe designerで「C2」と表示される音程の設定を変更してください。

【タイミングの先行について】
・1拍より長いミリ秒の先行は仕様的に不可です。
　先行する時間が一拍よりも早くなる場合、先行時間として一拍の長さを適用します。
・BPM200でも1拍=300ミリ秒あるため、基本的にはあまり影響しないかと思います。
・参考までに、DAWのBPM400に設定すると1拍＝150ミリ秒になります。


●寄付のお願い
もし4D pocket groove designerが音楽制作の役に立ったら、
任意の額を寄付して頂けますと幸いです。
寄付して下さる方がもしいましたら、
以下「白いベランダ」の公式サイトからご連絡頂けますと幸いです。
https://shiroiveranda.com/


以上です！

2025.5.18 ゆうや 